社会人の目線からeighterと自己申告していいラインを探る。
関ジャニ∞のファンは「eighter」(エイター)と呼びます。
これは渋谷すばるくんがファンに対して付けてくれた呼び名で公式です。
公式って事がすごく大事で、もう関ジャニ∞のファンになったら「私、eighterだから!」ってウキウキ自慢してしまいます。
で
このeighterっていう呼び名が関ジャニ∞を好きになった後、どのタイミングで名乗ったらいいのかファンになった後の最初の難問となります。
これが実はやっかいで、それこそデビュー前から応援している人こそ「真のeighterだ」。
いやいや内君のいる時代を…
そんな事関係無い!好きになったら誰もがeighter!…
など葛藤したりしなかったりします。
個人的には
自分で言いたくなったら言えばいいじゃねーか!
関ジャニ自体どうせそんなにきにしてねーよ!!
細けぇことは気にすんなよ!!
と思いますが一応社会人なので、社会人らしくラインを探っていこうかと思います。
ずばり
「いくらお金を払ったらeighterと名乗ってもいいのか」
を検証していきましょう。
大事なのが関ジャニ∞も商売という点だと思います。
仕事です。
しかも7人だけじゃなくて、それこそ演奏スタッフさんや、パフォーマーさん、ジャニーズjr、事務所スタッフさんのお給料から、事務所の電気代、無料のコーヒー代、マネージャーのガソリン代なども、関ジャニ∞の儲けから出ています。
で、差し引きゼロだったらダメなんです。
企業として運営がなりたつのは出ていく出費の約2倍以上の収入がないと安定しません。
大きい会社になればなるほど大きな収入がないと成り立ちません。
なので関ジャニ∞も年間収支計画を作っています。
絶対に作っています。
うちの会社なんて50人くらいですがそれでもあります。
来年のもあります。
あんな大きな会社のジャニーズなら3年先、5年先も見越して作っているでしょう。
で、年間収支計画っていうのはざっくり言うと
「この日にこのCDするからこれくらい儲かるねー」
って奴のスケジュールです。
例えばドラマのタイアップに曲を作ったりする場合それより半年前に収録が終わっていたとしてもリリースはその前後となります。
そしてこの年間収支計画は
絶対に
前年度より高めの収入予想で計画されます。
なぜなら商売ってのはそういうもんで、どんだけラッキーが続いたとしてもそのラッキーを正として計画を立てるのです。
大概マイナスになります。
それでも絶対上になるだろーって計画を立てます。
これはどの会社にもある
下を見ても仕方ない。上を見て働かなければ!
という良く分からない経営信仰です。
それは少子化とかTV離れとか不景気とかまったく考慮しません。
学生なら中間テストでたまたま85点とったら期末テストで先生が
「次は90点いけるな? な?お前なら出来るから!」って
言ってくるもんです。
大概そんなの80点とかになります。
でも会社は分かっててそれをやってきます。
ね? 会社って結構理不尽でしょ?
と言う訳でジャニーズ、しいては関ジャニ∞も2014年より売上が上の2015年の収支計画を作成済みでそれに向って着々と計画を進んでいる事でしょう。
(もう2016年の年間収支計画を立てているかもしれませんね)
関ジャニ∞の2014年度、音楽ソフト年間総売上は58.6億円なので(すげえな…)2015年は60億とか63億を狙ってくるでしょう。
※ちなみにこれはCDやDVDなどの音楽ソフトのみなので、ライブ興行収入とかTVとかCM収入はまた別…。恐ろしい。嵐はさらに恐ろしい…。
ライブとかドラマとかの収入を入れたらきりが無いので今回はCDだけで考えて
「果たして私はどれだけお金を出したら自分でeighterと呼んでいいのか」
のラインを探っていきます。
年間収支計画では誰が、どれくらい、何に、お金を使ってくれるかが超大事になります。
いくら関ジャニが大好きでも新しいCDの次の日に別のCDだしたら「お金ねーわ!」ってぶちぎれるでしょう。
そういう事がないために、目標収支に近づけるために計画を立てていくのです。
この「誰が」がキーポイントで音楽業界ではどう区別してるか分かりませんが
とりあえず「コア層」「ミドル層」「ライト層」に分けたいと思います。
【コア層】…関ジャニ∞のCDなら必ず買ってくれる層。3種販売なら3種または2種を買ってくれる
【ミドル層】…関ジャニ∞のCDを基本的には買う層。良い物なら3種も買うし、あんまりなら1枚も買わない場合もある。
【ライト層】…関ジャニ∞の出すCDで良い曲や良い特典なら買うこともあるが基本は買わない層。
コアが必ず金を出す。ライトが金を出さない。と思っておけば大丈夫です。
商売ではコアは、ほおっておいてもいいんです。
勝手にお金を出してくれるから。
ライトもまあ、買ってくれたらラッキー。ですがライトを当てにしたら元も子もありません。
お金を出さないのが基本なので、お金を出さない人が出すことになるのはとても大変なのです。
なので重要なのはいつも「ミドル層をどれだけ取り込めるか」という事になります。
ここで2014年の関ジャニ∞のシングル売上を見てみましょう。
こちらもオリコンさんから
38.9万枚 … キング オブ 男!…3種
30.8万枚 … 言ったじゃないか/CloveR …3種
26.3万枚 … ひびき …2種
24.1万枚 … ER2 …3種
20.7万枚 … オモイダマ …2種
20.1万枚 … がむしゃら行進曲 …2種
すっげー売れてますね。すごいね。まじすごいね。
(関ジャニズムを入れないのは私がめんどくさいからです)
ここで何が分かるかというと3種と2種でやっぱり売上が違うという事です。
ただ、3種のERは2種のひびきより売れていない…
これは音楽の好みとか特典の好みとかもありますが、オモイダマとERの発売が1月しか離れていない事もあるでしょう。
(がむしゃら行進曲は12/3発売でオリコンの2014年度集計が12/20前後なので実質販売はもう2~3万枚は上かなと思われる)
●発売日
▼7月2日…オモイダマ
▼8月6日…ER2
そうなんです。たとえ関ジャニファンでも発売日近かったら買わない時もあるし、
音楽が好みじゃなかったら買わないし、特典が好きじゃなかった買わないんです。
急に特典つけるとかを行うのはこの目標数値に届かなかったときに行います。
では一番下の3種の一番下のER2の24.1万枚に注目しましょう。
3種なので単純に割ると、8万枚です。
コア層は3種買うかもしれませんが、特典が目当てなコア層が多いと思うので2種だけ買うとします。
ミドル層は3種の内でも1種買えば十分でしょう。
ライト層は基本TUTAYAだと思うのであえていれません。
(レンタルはレンタル用のCD値段があるのですが私が計算めんどいので入れません)
仮の算出はコア層8万人が2種買って16万枚。
ミドル層8万人が1種買って8万枚。これで24万枚です。
で同じ3種の「キング オブ 男!」を計算していきます。
38.9万枚ですね。
コア層がさきほど8万人と言いましたので、それで16万枚。
引き算するとミドル層が22万枚も買ってくれていることになります。
そうなんです。
ここからでも分かる通り8万~22万も差がある、ミドル層をどれだけちゃんと取り込めるかが商売的には大事になります。
ちなみに1000円の売上だとしても8万枚売れたら8000万円。
22万売れたら2億2000万円となり、差額は1億4000万円となります。
1枚のシングルで…この差が生まれます…
2014年度はCDを6枚だして160万枚、1シングルあたり26万枚です。
2015年度はまだ分かりませんが2014年が10周年だったこともあり、今年のシングルは4枚くらいじゃないかと予想します。
(2013年は3枚でしたが、関ジャニはCD出したら売れるので私が事務所なら4枚は出したい)
すると全体で26万×4シングル104万枚。
ここで「上を向いていこうぜ!」会社論が出ます。
売上目標は104枚じゃだめなんです。
前よりいける!前よりいける!
そんな無言の空気により
4シングル全部3種にしてもいいから1シングル30万枚。
4シングル合わせて120万枚売ろうぜ! って事に
会社ならするはずです。
ここで30万、120万枚とするのは
キリがいいからです。
ええ… 会社ってのはそんなものです。
ただ2014年に出した3種だけの売上は93万枚。÷3シングルなので1枚31万。
そう言う事もふくめて、不可能な数字では無いです。
もしかしたらトータル130万くらい狙っているかもしれませんね。
じゃあ キリが良いから 130万狙うか!いけるいける!
会社とはこんなもんです。
だとするとですよ。
このシングル売上目標130万枚に近づけてあげるのが
関ジャニ∞のファン
「eighter」ってものではないでしょうか。
ではコア層のおさらいをします。
コア層は8万枚を毎回2種買ってくれます。
つまり16万枚×4シングル(仮ね!)=64万枚
これはコア層が買ってくれるのは確実です。
初回限定版は大概1500円くらいなので
1シングルにつき初回AとB合わせて3000円×4枚分=12000円
これはジャニーズ事務所から見て
コア層の予定年間シングル出費額です。
ありがたやーありがたやーです。
コア層が居ないとなりたちません。
∞は路頭に迷ってしまいます。
なので事務所から見てこのコア層は確実に「eighter」!
年間1万2000円分のシングルを買う人は堂々と
「eighter」と名乗ってもいいはずです。
名乗って下さい。
次に年間売上目標の130万枚-コア層が購入した64万枚=66万枚
この66万枚をミドル層が購入することになります。
66万枚です。
ミドル層は最低8万人、最高で22万人がいます。
ミドルなので最高人数で計算しましょう。
66万枚÷22万人=3枚
初回限定版1500円のシングルを3枚購入=4500円。
関ジャニ∞の年間シングル購入額4500円を超えている…!
そんなあなたも確実に「eighter」です。
ライブ感で計算を行いお届けしてきましたが、なかなかいい数字じゃないかと思います。
やはり企業というのはお金がないとつぶれちゃうし、良い曲も出せない。
裏地もない衣装で踊らないといけない(デビュー時代…)
年間4500円だったら学生さんもなんとか出せる金額じゃないでしょうか。
さて最後に取り残されたライト層ですが
このライト層っていらない子なん?
ただ関ジャニ∞を好きなだけじゃだめなん?
と、思う方も居るかもしれませんが
このライト層が商売の上では一番パイが大きく大事なんです。
(実際ミドルに入っている22万人のうち14万人はライト層な気がします)
お金は出さないけど関ジャニ∞が好きな層…
この層がなければ、ミドル層もコア層も消滅します。
人ってのは何か好きな物ができると誰かに自慢したりしたくなります。
「私、関ジャニ∞好きやねん えへへ…///」
って言った時に
「そうなんや!関ジャニ∞いいもんな。うちも【キング オブ 男!】好きやでー」
と言われると、ガッツポーズをeighterなら取ると思います。
コア層とミドル層の、自信を盛り上げてくれて、さらには次の商品を買おう!
っていう気持ちにさせてくれるのはライト層の支えがあってからです。
どの業界でもライト層が一番人数が多くピラミッドの一番下を支えています。このライト層がたまにミドル層(お金を出してくれる)に行くことで売上が大きく変わります。
だからCMを打つし、TVに出るし、ライト層に好感度をあげてもらおうと必死になります。
なので、
「えー私関ジャニ∞好きだけど年間4500円も払って無いわ…」
って人でも多くの人に
「関ジャニ∞ すげええよ! 次のCD買って!」
と4500円分の働きをすれば自らをeighterと呼んでもいいんじゃないでしょうか。
ここまで長文を書きましたが、結局は関ジャニ∞好きだったら、eighterでいいじゃん、って思います。
それをどこまでの層がeighterって決めていいのは
関ジャニ∞の7人、さらには渋谷すばるくんだけだと思うのです。
自分たちが名乗って良い、名乗っちゃ悪いって決めるのってeighterが決めるなんておこがましい。
(ここまで書いていてこのどんでん返し)
だからすばるくんがここまではeighterって決めるまでは、関ジャニ∞がCMをしてるオロナミンCでも飲んで元気ハツラツ! 俺達eighterて言いましょう。
もちろんハイチュウでもいいでしょうよ!
たぶんすばる君はそんな事言わない。
だから言いたい人はみんなeighterでいいんだよ
ただ年間4500円以上出している人は確実に関ジャニ∞に貢献してるはずなので自負してもいいと思う。うん。うん!
それにしても自分達に名前があるって嬉しいですな。